・・・最近のちょっと気になる健康情報・・・


・・・ビタミンE取り過ぎに注意骨粗しょう症の危険性高める・・・
提供:毎日新聞
【平成24年3月5日】


米国ビタミンEを取り過ぎると骨粗しょう症を引き起こす危険性が高まることを慶応大学の研究チームが突き止め、4日付の米科学雑誌ネイチャーメディシン(電子版)に発表した。
ビンタミンEは抗酸化作用があり、老化防止などに有効とされている。
健康な骨は、骨を造る細胞と骨を壊す細胞がバランスよく働き、骨の強度を維持している。ビタミンDは骨の強度を保つ働きを持っているが、ビタミンEの働きは明らかでなかった。
チームがビタミンEを取り込めないマウスを作り、調査したところ骨を壊す細胞の働きが弱く、全身の骨量が多くなっていることが判明した。骨を壊す細胞を培養し、ビタミンEを加えたところ骨を壊す細胞が巨大化しており、解析したところビタミンEが骨を壊す細胞の巨大化に必要な蛋白質の合成を促進していることが判明した。
さらに、正常なラットに毎日10ミリグラムのビタミンEを含むえさを8週間与えたところ骨を壊す細胞の活性が高まり、骨粗しょう症になることがわかった。この量はヒトが毎日1g摂取するのに相当し、海外では同量のビタミンEを含有するサプリメントは流通しているとのこと。


・・・減量はカロリー次第、炭水化物や脂肪はOK 米研究所・・・
提供:読売新聞
【平成21年2月26日】

米国立衛生研究所の研究チームが、「豊富な食物繊維など心臓に良い食事ならば、体重の減量は摂取カロリー次第で、炭水化物が多くても脂肪が多くても変わらない」という実験結果を、26日付の米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表した
同チームは、30-70歳の男女の肥満者811人を対象に脂肪、たんぱく質、炭水化物の3大栄養素の含有割合を4通りに調整した減量法のいずれかを試みてもらい、減量の効果を評価した。4通りの減量法とも、どれも食物繊維が多く、心臓に悪い飽和脂肪酸とコレステロールが少ない。
摂取カロリーや運動の目標を各自設けて2年間にわたって減量に取り組んだ結果、平均4キロ・グラムの減量が維持できた。効果はカロリーの摂取量や消費量の差に左右され、3要素の割合には関係なかった。
この報告以前に別の研究チームが、女性に様々な減量法を1年間比較して、「炭水化物を減らすのが最も効果的」という結果を発表していたが、それとは異なる検証結果となった。

・・・更年期障害と診断、実は…原因の病気、見逃す例もー東京女子医大が調査・・・
提供:読売新聞
【平成21年2月9日】

更年期障害などと診断されていた女性患者の27%で、甲状腺などの病気が見逃されていたことが、東京女子医大東医療センター性差医療部の片井みゆき准教授らの調査で分かった。
同センター内で、半年間にわたり月経不順やめまい、発汗、倦怠(けんたい)感などの不定愁訴を訴えて受診した患者を調査したところ、ほかの病院などで卵巣機能不全や更年期障害と診断され、女性ホルモンや漢方などを投与されたが、症状が改善せず、同外来を受診した患者は85人(20〜50歳代)で、このうち23人(27%)で症状の原因となるバセドー病や橋本病など甲状腺ホルモン異常(6人)、そのほか脳下垂体の病気、膠原(こうげん)病、頭部打撲で起きる硬膜外血腫(けっしゅ)、慢性膵炎(すいえん)などが見つかった。
片井准教授は「女性の不定愁訴は婦人科や内科などの医師が単独で診ることが多いが、専門外の臓器に原因があることもある。」とコメントしている。

・・・甘いものに依存性のあることが動物研究にて証明・・・
米国神経精神薬理学会
【平成20年12月10日】

糖には依存性があるという、長年疑われてきたことへの研究結果が米国アリゾナ州で開催された米国神経精神薬理学会で発表された。研究を率いた米プリンストン大学心理学教授のBart Hoebel氏によると、糖の大量摂取が脳内で依存性薬物に極めてよく似た作用をもたらすことが動物モデルにより示された。
今回の研究は、ラットに1日のうち12時間は食事を与えず、その後の12時間には食餌および糖水を与え続けた。その結果、糖をたくさん取ることによって、脳のある部位で神経伝達物質ドパミンが急増することが判明した。依存性薬物にも脳の同じ部位でドパミンを放出、増加させる働きがあることがわかっている。この変化はただ糖を与えるだけではなく、糖をしばらく断った後にたくさん与えるということを交互に繰り返す必要があった。3週間後、ラットには喫煙、飲酒、モルヒネなどをやめた人と同様の禁断症状がみられた。糖依存の作用は長期間持続し、糖を断つ時間を長くするとさらに多量の糖を摂取するようになった。
今後、さらなる研究を重ね、詳細を調べる必要があると述べている。

・・・緑茶カテキンでポリープ再発予防 がん予防に可能性・・・
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【平成20年10月11日】

・・・コーヒー、子宮体がん予防に効果 毎日3杯で危険度6割減・・・
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【平成20年9月1日】

・・・野菜と果物で食道がん予防 摂取多い男性でリスク半減・・・
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【平成20年8月14日】

・・・褒められたときの脳を撮影 金銭もらうのと同じ反応・・・
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【平成20年4月24日】

・・・イソフラボンで乳がん減少 2万5000人の疫学調査・・・
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【平成20年3月7日】

・・・酒は憂さ晴らしに逆効果 東大がラットで確認・・・
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【平成20年2月28日】

・・・緑茶たっぷり、胃がん撃退 喫煙者には効果なし・・・
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【平成20年2月22日】

・・・砂糖や果糖を多く含むソフトドリンクは男性の痛風リスクを高める ダイエットドリンクはだいじょうぶ・・・
提供:BMJ誌2008年2月9日号(オンライン版1月31日号)
【平成20年2月9日】

・・・不眠不休は脳にダメージ 大阪市大、ラットで確認・・・
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【平成20年2月16日】

・・・コーヒー好きに流産の危険 カフェインが原因と米研究・・・
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【平成20年1月22日】

・・・就寝前のメールは睡眠妨害 エスプレッソ2杯分?・・・
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【平成19年12月30日】

・・・がんの2%、CTが原因 医療被ばくで米チーム・・・
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【平成19年11月30日】

・・・大豆で脳梗塞のリスク低下 中高年女性、厚労省が調査・・・
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【平成19年11月29日】

・・・太り過ぎでがん危険高まる 英研究機関が発表・・・
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【平成19年11月1日】

・・・妊婦喫煙で子の肥満率3倍 山梨大教授が1000人を調査・・・
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【平成19年10月24日】

・・・赤くなる人飲み過ぎないで 膵臓がんリスク1・5倍・・・
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【平成19年9月26日】

・・・癒やし音楽、ラットで実証 交感神経の活動や血圧低下・・・
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【平成19年9月18日】